昼間、太陽光発電システムが快調に発電している電気をバッテリーに蓄電しておき、その電気を夜間の照明やテレビ、あるいは扇風機などに利用する、あるいは停電時にバッテリーの電気を活用するという考え方は、和上ホールディングスなどの太陽光発電専門会社が打ち出している、太陽光発電の有効活用手段です。

この方法は難しいことではありませんから、今後太陽光発電を設置している住宅に蓄電池を常備するという傾向は広まると期待されています。

この際に利用する蓄電池は、高価なリチウムイオン蓄電池でなく、比較的安価な鉛蓄電池でも十分間に合います。

この方法を利用するためには多少電気に関する知識が必要になるので、太陽光発電を購入したところに頼むようにしましょう。

なお、太陽光発電システムに蓄電池をセットで販売している場合もありますから、ご質問のように太陽光発電と蓄電池をセットで利用することをお勧めします。

また太陽光発電の電気は直流ですからパワーコンディショナーに内蔵されているインバーターが交流に自動変換します。

もちろん別にインバーターを用意してもいいのですが、その必要はないでしょう。

ただしひとつ考えられるのは蓄電池に充電する太陽光発電の電気は、売電もできることで、売電する電気量と蓄電池に充電する電気量のバランスをとることが必要です。