太陽光発電システムに蓄電池をつなぐためには、どうすればいいのでしょうか?
太陽光パネルからは+のリード線と-のリード線が伸びていますから、単純に蓄電池の-極に太陽光パネルの-リード線を、+極に+のリード線をつなぐだけでOKです。
また、別の方法としては、太陽光パネルと蓄電池の間に逆流防止用の最大電流が1A程度のショットキーダイオードを入れる方法もあります。
このように太陽光発電と蓄電池の接続は極めて簡単ですが、注意点もあります。
それは太陽光パネルからの電圧が蓄電池の許容電圧を超えていなければないことで、例えばリチウムイオン蓄電池の電圧は通常3.7Vですから、太陽光パネルからの電圧は4V以上が必要になります。
なお、ニッケル水素蓄電池であれば、1.5V以上で大丈夫です。
また、太陽光パネルと蓄電池の間には念のためON/OFFのスイッチをいれるようにしましょう。
さらに太陽光パネルからの電圧が極端に蓄電池の許容電圧を上回ると、過充電になるので注意してください。
過充電になると蓄電池が損傷するリスクがあります。
その逆に太陽光パネルからの電圧が低い時には中間に昇圧回路もしくは昇圧ユニットをはさむ必要があります。
追記しますとダイオードを入れる際にはダイオードの向きに注意してください。
アノードが太陽光パネル側に来るように接続します。