四季を通じて全国的な観点から日本の気温を見ますと、暖房の需要がかなり高いようです。

南北に細長い地形で九州などは南に位置するから冬は寒くないと思いがちですが、やはり雪が降る寒さになりますから、沖縄は別として、それ以外の地域では暖房は欠かせません。

現在暖房に使われる主な熱源は、灯油、ガス、電気ですが、これらを利用する暖房器具や暖房システムは、エアコン、各種ストーブ、ファンヒーター、そして床暖房などです。

例えば外気温2℃で12畳の部屋を20℃に維持する場合の暖房費のお得度を比較したデータによりますと、1位はエアコン、3位が灯油ファンヒーター、5位がガス床暖房というのがあります。

ここで注目したいのは、ガス床暖房が5位だと言うことです。

暖房費では1位のエアコンに及びませんが、これがオール電化のエコキュートでの温水型床暖房になると、俄然暖房費では優位に立ちます。

給湯に関してはランニングコストがお得なのはエコキュートで、ざっくりした給湯コストの比較では、夜間電力を使用する電気代が一番安いのです。

そうなると、灯油、ガス、電気の比較では、多機能型エコキュートの給湯式床暖房が暖房費の比較では一番経済的だと言えるのではないでしょうか。