普通には水とお湯の温度は人により感じ方が変わるものです。

また、その日の身体の状態によっても、同じ温度のお湯が熱く感じられたりもしますし、大気の温度（周囲温度）によってもお湯の温度の感じ方は変わってきます。

ですからエコキュートの給湯の温度はどの程度が適当かとは一概には言えません。

しかし普通のお風呂やシャワーのお湯の温度は41～42度と言われています。

39度ではぬるいと感じられ、43度では熱すぎるというわけです。

エコキュートの場合、この42度を目安にする場合が多く、したがって浴室のサーモ水栓は42℃で一旦ストッパーが自動的にかかるように設計されています。

皮膚が敏感な人にはこの温度では熱いと感じるでしょうし、身体が冷え切っていると熱いとは感じませんが、これ以上の高温では火傷のリスクがあるでしょう。

ちなみにエコキュートのタンク内で沸かしたてのお湯の温度は95℃ですから、それがそのまま給湯されると大変なことになります。

ですから水と混合するようになっているのですが、これはガス給湯器でも同じです。

火傷は極めて危険ですから、お湯を使う際には十分にその温度に気をつけましょう。

お湯は氷水のような冷水よりもはるかに危険なのです。