エコキュートの給湯でしばしば話題になるのが、追い炊きです。

例えば、二日に一度の追い炊きで水道代を抑えるのと毎日のお湯張りで電気代を抑えるのでは、どちらがコスト的に良いのかというと、答えは風呂水を二日使う追い炊きのほうがお得ということになります。

それは水道代のほうが電気代よりも高くなるからです。

水道料金は地域によって異なりますから一概にはいくらとは言えないにしても、一回のお風呂で200リットルは使うでしょう。

なお、エコキュートの追い炊き方法には、今では余りありませんが、電気ヒーターで昼間の電気を使って追い炊きをするタイプと、今一般的になっている、タンク内の湯の熱を使って追い炊きするタイプがあります。

この場合、昼間の電気を使ってヒーターで追い炊きするタイプは電気代が高くつくので、高温足し湯がおすすめです。

また、タンク内の湯の熱を使って追い炊きするタイプの場合は、タンク内の湯量が少ないと、追い炊きに時間がかかります。

二日に一度の湯張りで追い炊きをするのには、運転モードを「高温標準」や「深夜のみ」といったものにするといいでしょう。

このモードだと深夜電力で高温に沸き上げます。

付記しますと、風呂を出た後は保温シートなどを湯船に浮かべて、その上からフタをする等、なるべく湯温を冷まさないようにすることも必要です。