雪国の場合、室外機のカバーは必要か否かというのは、雪国でのオール電化では気になる代表的なご質問です。

物理的にエコキュートは外気温で湯沸かしをしますから、概して雪国でのエコキュート効率は悪くなりがちだと言われています。

これは致し方がないことで、したがって、低温対策が必要になります。

まず雪国でのエコキュート設置では、事前にきちんとした熱量計算が望ましく、計算が不十分だと湯量不足になることがあるようです。

そこで、その場所の状況にもよりますが、エコキュートにカバーをしなければ、雪に埋もれてしまうようでは、カバーが必要になります。

なお、基本的なことですが、雪が多い地域でのエコキュート設置では、軒先の下にはエコキュートを配置しないことと、できればエコキュートの上に屋根を設けることを考えましょう。

そうすれば寒冷地仕様のエコキュートは本来の能力を発揮します。

寒い地域では暖かいお湯が必要ですから、雪対策は手を抜かないことが大切です。

そうすれば外気温がかなり低下しても、暖かいお風呂に入ることができます。

ちなみに、凍結する地域でもエコキュートは問題なく使用できますから、安心しましょう。

ただし、想定外の大雪や大寒波の場合は、どのような暖房設備でも、これなら大丈夫だとは言い切れないことがあるかもしれませんが、そのようなことは、まさに想定外になります。