このご質問で、地球環境保護に有効だと考えられる太陽光発電が無いことは残念なことだと申し上げておきます。

そのうえで、エコキュート、エコウィル、蓄電池について考えてみます。

比較方法は電力を熱エネルギーに変換して、その熱エネルギーを横並びにするというものです。

たとば、電力→熱の変換効率を400％として再計算すると、エコウィル：157％、燃料電池：177％、一般ガス給湯：80％、エコジョーズ：95％、一般電気ストーブ：37%などになるという説があります。

また、100のガスを使った場合の熱効率の比較では、エコキュート：111～181.3％の熱効率で、CO2排出が一番少なくなります。

これに対してエコウィルは77％の熱効率、燃料電池は78％の熱効率、一般的なガス給湯器は80％の熱効率、エコジョーズは95％の熱効率という説があります。

これらから、エコキュートが一番エコであるということが言えるでしょう。

また、蓄電池とエコキュートを横並びで比較するのは現実的ではありません。

それは蓄電池を同列に置くと価格的に現実性がないからです。

ちなみに環境問題で温室効果ガスの元凶とされるCO2を考えると、電気を使わないで、逆に自然エネルギーである太陽光から電気を作りだす太陽光発電が何よりもエコであると言えます。

つまり、エコキュートがあるオール電化住宅に太陽光発電をプラスすれば、まさに環境問題に対処できるということになります。