エコキュートを置ける場所が広くないので、薄型エコキュートを検討しています。
ただ、薄型だと高いので370Lのものになってしまいます。
これでも大丈夫でしょうか?
このご質問は、エコキュートの機器類(タンク・室外機)がスペースの関係上、薄型になるが、それでも大丈夫なのかと言うことです。
エコキュートは薄型でも標準型でもその効率は同じだと考えましょう。
ただ、ここで問題なのは薄型エコキュートだとタンク容量が370Lのものになってしまい、それでお湯の量が間に合うかということです。
タンク容量は大きければ大きいほど湯量は増えます。
この当たり前のことをこのケースに当てはめますと、問題は370Lのタンクでどの程度のお湯が使えるのかということでしょう。
実はエコキュートのタンク内のお湯の温度は90~95℃という高温です。
この高温水を浴槽やシャワーに使用する際の温度は水を混合しますから、42~43℃になります。
つまり実際に使用できるお湯の量は370Lの2倍の740Lになります。
数字ではピンと来ないかもしれませんが、740Lと言うお湯の量はかなり多いのです。
したがって、家族構成やお風呂の入り方にもよりますが、通常であれば十分な湯量だと言えるでしょう。
この湯量で問題が大きいのであれば、実用化されていません。
実用化されているという実績があるのですから、湯量に関する問題は無いと言えるでしょう。