エコキュートのタンク容量が少なすぎるのではないかということですね。

エコキュートのお湯の温度は90～95℃になります。

この高温水を実際には約半分の温度にしてお風呂などに使用します。

その方法は水との混合です。

そうすると300Lの熱湯は、600Lの42～43℃のお湯になります。

つまり、実際に使える湯量はタンク容量の倍になるのです。

また、通常は「連続」、「多め」、「標準」、「少な目」などのモードがあるので、これらのモード次第で、常に一定の温度以上のお湯が沸かし足しできます。

ですから、お風呂の栓をし忘れたなどということが無ければ、滅多に湯切れになることはないでしょう。

このようなことで、300Lのタンクは600Lの水量ですから、お湯の量が少なすぎるということはないでしょう。

お湯をたくさん使うからという場合はもっと大容量のエコキュートを使えば大丈夫です。

湯量が不足して不便を来すことが多いのならば、300Lタイプが市販されることは無いでしょうから、この容量でも実用に間に合うといえます。

なお、湯切れは、ある意味ではお湯の使い過ぎの警告とも言えます。

水は貴重な資源でもありますので、お湯の使い過ぎはエコの観点からも好ましくはありません。