陸屋根の家に太陽光発電を設置する場合、架台の設置費用が必要で、80万円にもなるそうです。
これは妥当ですか?
陸屋根に設置する太陽光パネルの規模が不明なので的確な答えを出すのは難しいのですが、設置場所が特殊な構造でない限り、架台の設置費用はそれほど高くはならないと言えます。
つまり、勾配がない陸屋根に太陽光パネルを設置する架台はキットもありますから、それを考えると80万円は高すぎるかもしれません。
ただし、これはあくまでも一般論としての判断です。
屋根が陸屋根とのことなので、よほど大きなビルならともかく、普通の鉄筋コンクリート住宅であれば、陸屋根の面積はそれほど広くは無いと考えられ、設置する太陽光パネルの枚数も限られるでしょう。
そうすると、施工方法にもよりますから一概にいくらほどが妥当かは言えませんが、例えば30m2 のスペースに置けるパネルの枚数はそれほど多くにはなりませんから、どのような条件なのかで、高いか妥当かということになります。
ここで問題になるのは、1社からの見積しか取っていないということです。
架台の設置業者はたくさんありますから、数社からの見積りをとることが必要で、現場を見て、パネル枚数が分かれば、それぞれの業者は無料で見積もりをしてくれます。
そこではじめて80万円が高いかどうかが分かります。
なお、その際に注意しなければならないのは、架台設置がどのような工法で、どのような材料を使用するかで、工法や材料次第で施工費は変動します。