産業用太陽光発電で、水平レベルのチェックなどはした方がいいのでしょうか?他にチェックするところがありましたら教えてください。
ご質問の架台の水平レベルのチェックは率直に言えば不要、つまり必要はありません。
架台が多少水平でなくても発電には影響しないでしょう。
また、太陽光パネルも表面が割れていないかどうかはチェックをするほうがいいのですが、それ以上のチェックは不要です。
産業用太陽光発電で注意するポイントは電気系統で、これはできる限り丁寧にチェックするほうがいいでしょう。
この場合のチェックポイントは、(1)太陽光パネルの端子の締め具合は十分かどうか、緩んでいたりネジが締められていたりはしていないか、(2)ボルトナットに緩みマーカーついついているかどうか、(3)パワーコンディショナーや集電盤の配線口に余計な隙間がないか、(4)きちんとコーキングされているか、などで、隙間があると、フレキシブル管から雨水が流れ込んだり、小さな虫が入ることがあり、それが大きな故障の原因になります。
以上のチェックはもちろん施工担当者が随伴していると思いますから、少しでも疑問な点があれば、納得のできる説明を受けるようにしましょう。