見積もりを取ったら、3.4kWの太陽光発電システムの架台が60万とありました。
架台だけで60万って高くないのでしょうか?
常識論を言わせていただくと、そもそも太陽光発電システムの価格は、太陽光パネル、パワーコンディショナー、パワーモニター、その他と架台、そして施工代のすべてを併せて、総額で1kW単価での比較検討が必要です。
つまり、やれ太陽光パネルが1枚いくら、パワーコンディショナーがいくら、パワーモニターがいくら、架台がいくらというのは、見積り総額の内訳の話であり、詳細な見積りを見たら架台の価格が高いとか安いとかということではないのです。
もしそうしようとするなら、太陽光発電システムを構成する部分のすべての価格を個々に吟味することになります。
つまりプライベートのアセンブラーということになり、自作で太陽光発電を設置することになります。
このようなことから言えるのは、メーカーにより、ある部分はOEMで調達しているというケースが多いことで、太陽光発電システムのすべてを一貫して自社で製造しているとは限らないということです。
ですから、見積り内容の個別の単価で価格を比較するのは非常に難しく、また余り意味が無いとも言えるでしょう。
太陽光発電システムの価格は総額プラス施工費と出力との比較検討をするのが一般的な方法だと考えましょう。