陸屋根(屋上)に太陽光発電を設置しようとしているのですが、コンクリート基礎が作れないため、どう固定するか悩んでいます。
基礎を工事できない場合、どういう方法があるでしょうか?
太陽光発電で太陽光パネルを設置する場合、野立てなどでは、コンクリートを使用する基礎が必要になります。
このご質問の場合は野立てではなく住宅の屋上への太陽光パネルの設置のようですが、布基礎(独立基礎)工法が使えないとのことですが、それでは、置き石基礎(サイコロ基礎)はどうでしょうか。
これはコンクリートブロックやサイコロブロックにアンカーを取り付けて、そこに架台を設置するという方法ですが、いかがでしょう。
これはアンカーボルトや架台を取り付けるだけで基礎として利用できますから、逆に工期やコストの大幅削減もできますし、復元も容易というメリットがあります。
つまり、ある意味ではアンカーを打つダイレクト工法での架台設置です。
反射によって角度制限があるのは致し方がないことですが、既製品でしか取り付けができないというわけではありません。
しかし、このケースで、アンカーを打つこともできないとなると困ったことです。
その時は基礎構造から見直さなければならないかもしれません。