広い農地があり、太陽光発電設置を考えています。
売電で収益を得る為の発電量ってどれくらいありますか?
太陽光発電システムは設置容量によって住宅用と産業用に分けられ、設置容量が10kW以上の産業用太陽光発電システムでは、作り出した電力をすべて売電することができるため、発電量によっては大きな収入を得ることが可能で、導入費用を売却収入で償却することを考えることができます。
太陽光発電システムのメーカーには、設置容量と発電量をシミュレーションできるコンテンツを用意しているところもあるため、そのようなコンテンツを利用して発電量や売電収入などを確認してみてどうでしょうか?なお、産業用太陽光発電システムでは定期的なメンテナンスが必要であり、監視システムの導入などを検討する必要があります。
メンテナンスは導入費の0.1~0.2%といわれています。
また産業用太陽光発電システムでは固定資産税と、売電収入に対して税金がかかるため、償却期間の計算をする場合は、メンテナンス費と税金のことも含めて考えましょう。
土地には地目といって使用目的が限定されており、農地の場合、そのままでは太陽光発電システムを導入することはできません。
農地に太陽光発電システムを導入するには農地転用制度を利用しなければならず、手続きが必要になります。
また地域によって補助金があり、うまく利用すれば導入費用を抑えられるため、お住まいの自治体にそのような制度がないか確認してみることをおすすめします。