売電額は、どれくらいを期待できますか?
年間売電金額を計算は、パネルの枚数と設置容量だけでなく、住んでいるエリアの日照時間の情報も必要です。
というのも、太陽光発電システムは太陽の光で発電をするため、そのエリアの日照時間によって発電量は大きく異なり、日照時間が多いエリアであれば、発電量も大きくなります。
そして年間売電金額の計算をするには、どのメーカーの太陽光発電パネルを利用しているのかといった情報も必要です。
太陽光発電パネルは数社のメーカーが製造していますが、メーカーによって性能が異なります。
太陽光発電パネルは、照射された光に対してどのぐらいの電力を産み出すのかを示す数値を変換効率といいますが、この変換効率がメーカーや型によって異なるのです。
変換効率が異なれば、太陽光発電システムによって発電する電力の大きさは異なってきますから、年間売電金額を計算する場合は、太陽光発電パネルの性能も確認する必要があります。
そのほか、太陽光発電パネルの設置状態などによっても発電量は変わってきます。
年間売電金額を計算はそれらの条件を確認の上、行います。
例えば、太陽光発電パネルの設置容量が3.15kWで、年間平均日射量が1000としましょう。
この場合年間発電量は、3.15kW×1000=3150となります。
そして売電の単価が37.8円/kWだった場合、年間売電金額は37.8円/kW×3150=119,070円となります。
約12万円です。
しかし実際には、天候などによって発電量損失はありますから、実際には10万円以下となる場合もあります。