太陽光発電の売電収入で電気代をカバーして、利益を出すことはできるのでしょうか?どのくらいの容量がいるのか、長い目で見てペイするのか不安です。
まず押さえておきたいのは、太陽光発電は太陽光が照っている時間帯に発電をするということです。
また、同じように思える太陽光はそれを受ける太陽光パネルの種類や傾斜角度で発電量が異なります。
なお、曇りや雨、雪の日には発電市内という点は、最近では太陽電池の性能がアップしているので、発電量は減りますがゼロにはならないようです。
太陽光発電で自家消費をして、なおかつ売電である程度の利益を確保するためにはどのような規模のシステムが必要か、という点での試算例をあげてみます。
まず自家消費量は毎月の電力会社からの電気料金請求書を見れば分かりますが、おおむね多くても1日に10kWhでしょう。
そうすると10kWhを消費してもなおかつ余剰電力が見込めるタイプのシステムでなければならないことが分かります。
次に毎月を平均して2万円程度の売電収入を見込むには、1 kWh当り35円として、月に600kWh、1日当り25kWh程度の売電が可能なシステムと言うことになります。
1日に太陽が8時間照っていて、そのような日が月に25日だとすると、概算で最低3kWh規模、できれば4kWhクラスのシステムになり、1 kW当りが35万円とすると、100万円~140万円の購入費になります。