住宅用太陽光発電で、売電の最低額と最高額はいくらでしょうか?
家庭向けの太陽光発電での売電は余剰電力を電力会社に買い取ってもらうもので、平成27年度は地域で異なりますが1kWh当り33~35円となっています。
なお1kWh未満は切り捨てられます。
そこで売電の最低額と最高額ですが、これは太陽光発電システムの規模と自家消費電力量で大きな差がでます。
また季節にはあまり関係しないのですが、毎日の天候次第と言うこともあります。
したがってあくまでも想定の域内ですが、最低は0円です。
つまり、売電をするだけの電気量が無い場合です。
しかし実際には売電がゼロということは無く、例えば1日に20kWhの売電では700円程度にはなり、月に25日間だと1万7500円にはなります。
20kWhの売電をするには3kWh程度の太陽光発電システムが必要と考えましょう。
さて、最大ですが、この計算は簡単で、9.75kWhという大きな出力タイプでは自家消費量を10kWhとすると、1日に2700円ほどの売電料金になるので、月にすると6万8000円ほどになります。
そうすると1年では82万円の売電収入になり、10年では820万円になります。
普通に考えられるのは5kWhなどの太陽光発電システムですから、この半額程度と考えるのが妥当かと思います。