発電で消費する電力もあるかと思いますが、余剰の電力で収益はあげられますか？
太陽光発電システムによって作り出した電力は、電力会社に売ることができます。
売電する制度には余った電力を売電する余剰買取制度と太陽光発電システムで作り出した電力をすべて売電する全量買い取り制度があります。
この二つの制度は自由に選択できるわけではなく、太陽光発電システムの設置容量によって決まります。
太陽光発電システムの設置容量が10kWより小さい場合、この場合は住宅用となり、余剰買取制度で売電することになります。
一方、太陽光発電システムの設置容量が10kW以上の場合は産業用となり、余剰買取制度と全量買い取り制度のどちらかを選択することができます。
そのため、太陽光発電システムでどのくらいの収入を得られるかは、太陽光発電システムの設置容量によって大きく異なります。
太陽光発電システムの設置容量が10kW以上の産業用の場合、作り出した電力をすべて電力会社に売電することができるため大きな収入を得ることも可能になります。
しかし太陽光発電システムの設置容量が10kWより小さい住宅用の場合、売電できるのは余った電力だけとなるため、発電量と住宅での電力の使用状況によって収入は大きく変わってきます。
日照時間が長く、多くの発電を行うことができても、住宅で作り出した電力を消費してしまえば、売電できる電力は少なくなってしまいます。
