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太陽光発電を導入したとして、もし日常生活で使用しないとしても、売電は可能なのでしょうか?
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売電は法律で決められていて、住宅用(個人用)と業務用の全量売電に分かれています。
ご質問は住宅での電気使用量が少ない時の売電に関してですが、例えば3kWhの太陽光発電で発電された電気のうちの1Wだけを家庭で消費していれば、残りの電気のすべてを売電することができます。
つまり、住宅用では全量売電はできませんが、余剰電力であれば何ら問題はありません。
したがって3kWhの太陽光発電システムで1日に発電量が24~25kWhあったとして、そのうちの1kWしかその住宅内で消費しなければ、ほとんどすべての電気を売電することができます。
しかし、実際には1kWしか使わないということは無く、太陽光発電が稼働している際には自動的に電力会社からの電気が通電されない仕組みになっていますから、否が応でも太陽光発電の電気を使うことになります。
そこで、大切なのは節電意識を持つことで、どうせ太陽光発電の電気なのだからと考えずにできる限りの節電に心がけるようにしたいものです。
例えば節電で1kWh分が売電に回せれば1日に8kW分で280円の売電料金になりますから、月に25日として計算すると、驚く方も多いのですが7,000円の収入になるのです。


























