1500w以上発電可能なのに、それ以上の電力を使用したり売電したりできないと聞きました。
どういうことでしょうか?
1500W以上発電が可能な太陽光パネルがあっても、その電力を使用することも売電することもできませんという質問ですが、これだけだとご質問の意図が分からない部分もありますので、1500Wは1.5kWですから、これはパワーコンディショナーからの自立運転の電気を売電できないのはなぜかと理解します。
太陽光発電の目的は基本的には家庭の電気に使用することであり、余剰電力を売ることができる売電は本来はおまけなのです。
しかし太陽光発電システムの規模が大型化したので、その気になればかなりの量の電気を売電することができます。
ただし売電を考えないで自家消費をするにはパワーコンディショナーからの電気に頼ることになります。
そうすると最大で1500Wまでしか使用できないのです。
また、停電時にこの1500Wを売電しようとしても送電回路が切断されています。
1500Wの電気は停電時などに電気ポットでお湯を沸かすとか携帯に充電するためと思いましょう。
ちなみになぜ停電時に売電ができないかといいますと、停電の修理をする人が工事中に感電するリスクを避けるためです。
なお、停電時に電気を使うためのパワーコンディショナーの自立運転は慣れないと使えないので、マニュアルを読むとか設置業者に教えてもらって、いざと言う時に備えるようにしましょう。