ネットでよく見るのは、太陽光発電とカーポートが一体化したものですが、すでにあるカーポートにあとから設置できないんでしょうか?
カーポートを先に設置しておいて、あとでカーポートに太陽光発電を設置することは可能です。
これからカーポートを設置するという時には、あとで太陽光発電を導入することを想定して、あらかじめ確認しておきたいことがあります。
そのひとつはカーポートの構造と材質で、アルミ製などのカーポートは20cm程度までの積雪に耐えられるようになっています。
20cmの積雪に耐えられるということは、屋根の1㎥当たり約60kgまで耐えられることです。
次にカーポートの上に載せる太陽光パネルの重量はメーカーにより多少のばらつきはありますが、平均すると、1㎥当たりで15~20kg程度です。
そうすると、カーポートの上にかかる重量は1㎥当たりで単純計算では80kg程度までになります。
この場合、おすすめは積雪地域用のカーポートで、例えば積雪50cm用や積雪100cm用などの種類があります。
念のため繰り返しですが、カーポートは太陽光パネルの重量を考えた材質や屋根構造にすることが必要です。
次に考えておきたいのは、カーポートを設置するのは地面あるいはコンクリートの上になりますから、あらかじめ太陽光発電からの配線を収納できるように配管工事をしておくことです。
そうすればあとで太陽光発電を導入した時に工事が簡単になります。