カーポートに太陽光発電を載せるのは効果的ですか?屋根に載せる場合との違いは?
カーポートの上に太陽光発電システムを載せることは十分検討に値すると思います。
ただし、住宅の屋根とカーポートの屋根は、絶対的な高さが異なる点は考慮しなければなりません。
なぜ住宅用太陽光発電の太陽光パネルが屋根の上に設置されるのか?それは屋根の上の高さだと、太陽光がパネルに当たる面積が大きいからです。
なお、カーポートも建物とみなされますから、建築確認が必要になり、固定資産税の対象になることも覚えておきましょう。
カーポートに太陽光発電システムを設置する場合に知っておく必要があることは、第一にその屋根が南向きであることです。
さらに南向きであっても、陽当たりが良いかどうかがポイントになります。
つまり、南向きの屋根であっても、隣接する建物の日陰になったのでは、発電効率が低下してしまいます。
言い換えれば、カーポートの位置が南向きで十分な日射量が確保できる環境ならば、前向きに太陽光発電の導入をおすすめします。
また、将来EVを使う考えであれば、なおさらカーポート+太陽光発電は、必要かつ効果的だと言えます。
別の利点としてはカーポート上の太陽光パネルの遮熱効果で、駐車している自動車の車内の温度上昇が防げます。
ちなみに、最近話題になりつつある太陽熱を利用するOMソーラーも検討の価値がありそうです。