カーポートに太陽光発電システムを設置したら、周りの屋根から雪が落ちてきてパネルが壊れませんか?
確かに太陽光パネルの上に積もった雪が下に滑り落ちるのは危険です。
雪はまとまるとかなりの重量になりますから、カーポートの上に落下するとカーポートが壊れる危険性があるでしょう。
このような場合に考えられるのは、屋根の上に太陽光パネルを設置する際に,降雪防止のために傾斜角を35~40度にする方法があります。
この角度は発電効率の面からみると理想的ではありませんが、雪国での太陽光発電設置ではしばしば使われる傾斜角です。
このほかには雪が落下しないように滑り止め施工をする場合もあります。
太陽光パネル自体は雪が積もりにくいような対策がとられていますから、大概の場合は積もる前に少しずつ自然落下しますが、想定外の大雪だと雪が積もる可能性があります。
そこで太陽光発電メーカー各社は、雪止め装置つきの太陽光パネルや、雪を解かす機能がついた太陽光パネルなどを開発しています。
降雪・積雪の状況にもよりますが、信頼ができる太陽光発電専門会社であれば、適切な太陽光パネルあるいは太陽光パネルの設置角を選んでくれるでしょう。
そうすれば下にあるカーポートの上に雪が落下する心配はなくなります。
なお、太陽光発電は温度が低いほうが発電には好都合ですから、雪国で太陽光発電を導入する場合は雪対策が施された太陽光パネルの設置がおすすめです。