カーポートに4kWの太陽光発電システムを導入する場合、ふたつの方法が考えられます。

そのひとつは、カーポートと住宅が近接していることで、もうひとつはカーポートと住宅が離れている場合です。

カーポートと住宅が近接していれば、カーポートの太陽光発電システムの電気を住宅用に使用することができますから、その4kWの太陽光発電システムは住居用として、補助金支給の対象になります。

つまりカーポートは住宅の一部であるという解釈が成り立ちます。

しかしカーポートと住宅が離れていると、カーポートは独立した工作物だとみなされるかも知れません。

よく見かけるのは住宅と隣接している離れや工場に太陽光発電を導入する例で、これはその電気を住宅内で使用するのであれば何ら問題はなく、補助金の対象になります。

なお、補助金は平成27年度には国からのものは中止されているので、各自治体の太陽光発電補助金制度の利用になります。

話が後先になりましたが、4kWクラスの太陽光発電システムの価格は、良心的で信頼の置ける太陽光発電専門会社（例えば和上ホールディングスなど）ですと、メーカーや太陽電池の種類にもよりますが、1kW当りの価格は施工費込みで40万円かそれ以下だと考えられます。

そうすると単純計算では160万円前後になります。

太陽光発電システムは長期間使用しますから、なによりも大切なのは、導入に際してはアフターフォローのしっかりした信頼ができる専門会社から導入することです。