住宅用太陽光発電システムのメリットは二酸化炭素を排出しないクリーンでエコなエネルギーであること、そして余剰電力を電力会社に売って収入を得ることができることがありますが、もうひとつシステムが破損していなければ災害時にも発電することができるというメリットがあります。

太陽光発電システムは余剰電力を外に送電線に送るために系統連系運転を行っていますが、災害などで停電をした場合、太陽光発電システムは系統連系運転を自動的に停止します。

そしてシステムが発電状態だった場合、自動的に自立運転に切り替わり、電源として利用することができるようになります。

ただし、太陽光発電システムの電源はどんな家電製品でも使用できるわけではありません。

太陽光発電システムの非常用電源は1,500Wが上限となっているため、使用できる電化製品は限られます。

エアコンやオーブンレンジは多くの電力を使用するため、これらの家電製品は仕様することができません。

また非常用電源は電力供給が不安定で、途中で電源が切れてしまう場合があります。

そのためパソコンなど急に電源が切れると、ハードディスクが破損するなど影響をうける家電製品についても使用を控えた方がよいでしょう。