賃貸物件で、太陽光発電がついてくるものがありました。
オール電化もついているのでお得なのかと思いますが、その代わりに家賃が高く、躊躇しています。
コスト計算はどういう風に考えればいいのでしょうか?
オール電化+太陽光発電2kWの物件とのことですが、問題は2kWの太陽光発電システムでしょう。
この場合条件次第ですが、1日に8時間の発電では16kWですが、家庭の冷蔵庫などは400Wほどの電気を消費しますし、その他の日中の使用電気の量はトータルで8~10kWになります。
そうすると、発電量が16kWですから、6~8kWの売電になります。
売電単価が35円では210~280円です。
これが月に25日としますと、最大で7000円ほどの売電料金です。
この間に使わない電力会社からの買電を単価25円とすると、1日200円で月に5000円の電気代削減になります。
したがって7000円プラス5000円では12000円になります。
この場合賃貸住宅のようですから、太陽光発電システムの返済金は無いとします。
そうすると、12000円は浮くことになりますから、家賃が割高な分は相殺できるかもしれません。
ただし、エアコンを多用すると、この計算は成り立ちませんから注意してください。
このようなことから考えると、太陽光発電に好条件の物件で、2,200kWhを発電するとすれば損はしないと言えます。
ただし太陽光発電の売電で得をするというよりは、電気代が大幅に節減できると考えましょう。