太陽光パネルに汚れがつくことはないでしょうか?
通常の太陽光パネルの表面は強化ガラスで覆われていて、このガラスには汚れがつきにくくなるような加工が施されています。
ですから汚れないと言いたいのですが、多少は汚れがつきます。
しかし、自然現象には、雨や風がありますし、パネルは一定の傾斜角で取り付けられていますから、風雨で汚れは洗い流されます。
また、降雪しにくい傾斜ですから、パネルの表面の積雪も、ある程度であれば、雪の自重で自然落下します。
そのため降雪・積雪では、自然落下に注意が必要です。
この種の質問は太陽光発電に関連するサイトではかなり多く見かけますが、その回答は大体同じようです。
つまり、太陽光パネルの汚れについて心配するユーザーの方が多いことと、実際にはそのような心配はそう大きな問題ではないということです。
また、追加して言いますと、メーカー自体は自社の製品について、設置後の汚れについて保証をするようなことはありません。
また、販売施工会社も太陽光パネルの汚れに関する保証などはしません。
もし、これを保証するとなると、メーカー、販売施工会社は、太陽光発電を導入されたところの太陽光パネルの汚れを定期的に常時点検しなければならないことになります。
そうなると単にサービスの一環の範疇を著しくオーバーします。
例えば購入したテレビをメーカーや販売会社が巡回して掃除をするかというと、そのようなサービスを見ることはほとんどないので、懸念材料としてほとんど意識されていないことが分かります。