ハウスメーカーにダブル発電をおされたのですが、提案してもらっても、エコキュート・エネファーム・エコウィル・エコジョーズ・太陽光発電のそれぞれの違いもわかりません。
やさしく解説してください。
エコキュートとは空気の熱で湯をわかす電気給湯機のことです。
エコキュートは従来の給湯機に比べて光熱費が抑えられるのが特徴で、災害時にも断水していない場合は、タンクに残った湯を使うことができるため、災害に強いといった利点があります。
またエコキュートは給湯機以外にも床暖房や浴室暖房乾燥など多目的に利用することができます。
エネファームとは家庭用燃料電池コージェネレーションシステムのことで、都市ガスやLPガス、灯油などから水素を取り出して酸素を反応させることによって発電する機器のことです。
この発電時の熱を給湯にも利用します。
エネファームは給湯時の発電により、住宅内で使用する電力の4割から6割を賄えるといわれており、電気料金の軽減することができます。
エネファームは補助金の対象となっており、補助金をうまく使えば、導入費を抑えることができます。
エコウィルとはエネファームと同様に家庭用コージェネレーションシステムで、都市ガスやLPガスを燃料としているガスエンジンによって発電を行います。
オール電化に比べて、大量の湯を即座に供給することが可能なため、電力料金を軽減することが可能で地球温暖化の原因のひとつといわれている二酸化炭素の排出量も少ないため、環境に優しいエネルギーといわれています。
これらの機器と太陽光発電システムを合わせて使うと「ダブル発電」になり売電価格は下がってしまいます。
しかし、ダブル発電は停電のときには大きな電力を利用できるというメリットがあります。