ダブル発電とは、太陽光発電システムとエネファームを導入して発電を行うことです。

太陽光発電システムでは太陽光発電パネルに太陽の光をあてて発電を行いますが、さらにエネファームによってガスのエネルギーも利用して発電を行います。

エネファームは発電する際に熱を発生させるため、その熱を利用して給湯を行うこともできます。

また太陽光発電システムと蓄電池の組み合わせについてもダブル発電といわれます。

ダブル発電のメリットのひとつは大きく光熱費を削減することができるところです。

例えば太陽光発電システムとエネファームの組み合わせの場合、エネファームによる熱エネルギーを利用することによって光熱費を大きく削減することができるだけでなく、住宅で利用する電力もエネファームで作ることができるため、太陽光発電システムで発電した電力と併せて多くの電力を利用することができるようになります。

またダブル発電のメリットは災害時に強いことです。

太陽光発電システムだけでなく、エネファームにも災害時の停電などでは緊急用電源として利用し、発電することができるため、災害時には心強い味方となります。

ただしダブル発電の場合太陽光発電システムとエネファームの両方で発電を行うため、導入には大きな費用がかかってしまいます。

また売電価格も下がってしまうため、その点を踏まえて導入を検討した方がよいでしょう。