電気自動車の大容量充電にも使用可能なのでしょうか?
太陽光発電システムでは、太陽光発電パネルやパネルで作り出した電力を交流に変換するインバーターであるパワーコンディショナのほかにいくつかの機器で構成されます。
太陽光発電システムで必要な機器のひとつにソーラー充放電コントローラーであるチャージコントローラーがあります。
チャージコントローラーは太陽光発電システムから作り出した電力を蓄電池などに充電するとき、過充電を防ぐ目的で取り付けられます。
チャージコントローラーには充電するだけの充電コントローラーに充電、放電の制御を行う充放電コントローラー、そして独立系の照明システムのための充電ライトコントローラーの3種類があり、太陽光発電システムの発電量とパッテリー容量を確認し、その容量にあったものを使用する必要があります。
例えば、設置した太陽光発電システムで1時間に50Whの発電をするとき、1日の日照時間が5時間の場合、1日の発電量は50Wh×5時間=250Wとなります。
充電期間を1週間とした場合は、250W×7=1750Whになります。
12Vバッテリーを使用した場合、バッテリー容量は1750W÷12V=62.5Ah(バッテリー容量)となります。
そのためパッテリー容量は各種損失係数を計算して、62.5Ah未満のものが適当ということになります。
チャージコントローラーは正しい容量のものを利用しないと、発電能力が落ちてしまいます。
そのため、太陽光発電システムとバッテリーにあったものを使うことがポイントです。