太陽光発電はどういう仕組みで動いていますか?
太陽光には電気エネルギーが含まれていて、光が太陽電池の半導体に当たると、吸収されて(反射ではありません)、半導体にプラスとマイナスの直流電流が発生します。
この電気は微弱ですが、たくさんの太陽電池をつないだ太陽光パネルになると、200Wほどの電気量になります。
これを10枚つなぐと2kWになり、これをパワーコンディショナ―という機器で家庭用の電気である交流に変換します。
そうすると電力会社からの電気とまったく同じ電気になるのです。
太陽光発電の仕組みは、この太陽電池を数多く連結した太陽光パネルをパワーコンディショナ―(インバータ)につなぎます。
これは太陽光パネルからの電気が一方通行の直流だからです。
直流では照明や家電が必要とする電気にはならないからです。
照明や家電にか交流電気が必要です。
パワーコンディショナーは直流を交流に変える回路を内蔵しています。
パワーコンディショナーからは交流の電気が流れ出ますが、これを家庭内用の電気と売電用の電気に自動的に分ける機能を持つ分電盤装置が必要になりますが、これがパワーコンディショナ―に内蔵されています。
したがって、太陽光発電の仕組みは、太陽光パネルで電気を生産し、パワーコンディショナーその電気を実用化するということです。