商品説明によくある設置容量(kW)の意味を教えてください。
太陽光発電システムの性能は、設置容量などの数値によって示されます。
例えばシステムの出力を示している太陽電池容量(kW)は太陽光発電パネルの公称最大出力の合計のことです。
太陽光発電パネルの公称最大出力が200Wで、そのパネルを1枚設置する場合、太陽光発電システムの設置容量は2kWとなります。
太陽光発電システムは太陽の光によって発電するため、発電量は天候などによって左右されます。
また金属を暖めると熱抵抗が生じて電気が通りにくくなるように、半導体が使われている太陽光発電パネルも熱には強くなく、気温が高い日など電力をいくらか損失します。
その損失率は冬(12月~3月)で10%、春(4月~5月)と秋(10月~11月)で15%、夏(6月~9月)で20%となります。
そのため、太陽光発電システムの瞬時発電電力の約70%~80%くらいが実際の発電量になります。
1か月の電力量を求める場合は、日射量 × 太陽電池容量(kW)という計算を行い、さらにその数値に損失分など、電力が損失する量をひいて求めます。
太陽光発電システムのメーカーではホームページ上に設置容量などを指定して発電量をシミュレーションするコンテンツを用意しているところがあります。
そうしたコンテンツを使うと便利です。