今検討中なのですが、6.0kWが279万円と言われました。
ソーラーローン15年を組む予定なのですが、お得でしょうか?
ご質問での太陽光発電補助金の19万円は計算に入れたとすると、260万円+19万円で、279万円になります。
これを単純に6kWの太陽光発電システム代+施工費で割りますと、1kW当りの単価が、46万5000円となります。
太陽光パネルの保証期間が15年はこの際関係ありません。
この金額を見ますと相場よりも高めだと言えるでしょう。
現在の相場は高くても1kW当り施工費その他コミコミで高くても40万円程度です。
つまり相場よりも割高の価格だと言えます。
またソーラーローンは、金利が1.75%はともかくとして15年が気になります。
現行の売電の価格は10年間ですから、何としても10年以内に元を回収しなければなりません。
それが15年ローンでは、残りの5年間はどうするのですか。
売電収入は当てにできないのです。
普通に言われているのは売電収入を返済に当てて少なくとも8年以内にはローンを完済するという計画です。
そうしないと売電の意味が薄れてしまいます。
したがって、結論は、この太陽光発電システムの価格はやや割高であり、15年の長期ローンは止めたほうが良いといことになります。
補助金が19万円あるから、一見お得なように見えるだけです。