特に用途のない土地(遊休地)があるのですが、これを利用して太陽光発電をするとビジネスになるというのは本当ですか?
遊休地が田圃でも畑でも、もしくは丘の傾斜地などでも、ある程度(例えば200Wタイプの太陽光パネルが200~250枚置ければ、太陽光発電の売電で採算がとれるラインだと言われています。
40kWh~50kWhの発電量になりますから、1日8時間だと320~400kWhになり、単価が1kWhあたり27円とすると、8,640~10,800円で、1ヵ月に25日発電するとすれば216,000~270,000円になります。
一方でこのための太陽光発電システムの投資費用を1kWhあたり30万円程度と考えれば1,200~1,500万円で、これを10年のソーラーローン返済にすると、毎月10万円~12,5万円で、毎月10万円以上の純収入になる計算です。
ただし、この計算には土地代と固定資産税は含みません。
このように考えればミニソーラーは意外と手近な存在と言えるでしょう。
特に休耕地などを所有していて、毎年固定粗餐税を払い続けているような場合は、太陽光発電の設置を検討する価値は十分にあるのではないでしょうか。
最近では、この程度の投資金であれば太陽光発電ローンとして融資をしてくれる金融機関もいくつかあります。
その場合の金利はエコのためということで低利ですから、返済が負担になるようなことはないでしょう。