メーカーによる発電率の違いはあるのですか?
太陽光発電の発電率、つまり発電効率は、それぞれのメーカー自体の製品によっても異なります。
つまり、ほとんどすべてのメーカーは、ひとつだけを製造しているのではなく、さまざまな発電効率の太陽光パネルをラインアップしています。
例えば○○シリーズというラインアップの製品ごとに、同じメーカーの製品であっても発電効率は異なります。
ですから、例をパナソニックにとりますと、HITシリーズは発電効率が高いのですが、そのほかのシリーズ製品はHITシリーズよりも発電効率は下回ります。
したがって、太陽光発電で発電効率を決めるのには、一概にどのメーカーが一番というのは当たりません。
ちなみに太陽光発電では、太陽光パネルの発電効率と同様に耐久性も重要になります。
また、CIS太陽電池を使用するメーカーの太陽光パネルの発電効率はパナソニック製よりも低いものがありますが、それだから、その製品は悪いということでは決してありません。
通常の場合、発電効率は10%もあれば、十分に実用の価値があります。
つまり、太陽光パネルの面積と発電力との関係で言えば、10%の発電効率があれば、どのような太陽光発電の需要にも応えることができるのです。