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角度をはじめ、こういう設置をしないと発電量が変わるから気を付けろという点があれば教えてください。
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太陽光パネルを屋根などに設置する場合、最大限の発電量を得るための最適な勾配は30度と言われています。
ただし、この角度は日本全国の平均的な数値であり、実際には地域ごとに最適な設置角度には多少の差があります。
年間を通して一番多くの日射を得るには、南向きの設置で、その地域の緯度に合わせた設置角が最適とされています。
例えば東京の場合は35度に設置するのが最適角度です。
しかし、最適角度から+-10度程度の差では、発電量は1~2%ほどしか変わりません。
ですから、最適角度よりも低い角度で、同じ面積により多くの枚数を設置するという方法が取られる場合もあります。
したがって、どのような高性能の太陽光パネルでも、設置角度が極端に悪くなると、発電効率でのロスが多くなってしまいます。
逆にそれほど発電効率が高くない太陽光パネルでも、最適の設置角度であれば、フルに性能を発揮しますから、太陽光発電の性能の善し悪しを決めるのは、システムが半分、施工が半分とも言われるのです。
太陽光発電を導入する際には、施工実績の多いところが良いと言われるのは、そのためです。


























