外国では日本よりも太陽光発電が盛んなんでしょうか?比較や割合など、データはありますか?
世界各国における電気使用量における太陽光発電の割合というデータは、大まかにではありますがあります。
ここで、それを紹介しますが、このデータは2010年のものであることを先にお断りしておきます。
また、具体的なkWhなどの数字はありません。
それを見ると、第1位はドイツで、全発電量の36%が太陽光発電です。
第2位はアメリカの15%、第3位は日本の12%、第4位はスペインの8%、第5位は中国の6%で、以下、イタリア、インド、フランス、ギリシャ、韓国その他となっています。
なお、この%値が公式の発表に基づいているかどうかという確証はありませんので、何とも言えませんが、日本の12%はドイツとくらべるとかなり低い気がします。
また、アメリカはシェールガスなどに頼るほうが安上がりになるので、意外と太陽光発電の普及率は低いようです。
電気需要が国土面積に比して大きい日本ではまだまだ太陽光発電は普及しなければならないでしょう。
それは火力発電を輸入のLNGに頼っている貿易収支を見ても分かります。
このご質問をされた方もこの数値をご覧になればお分かりのことと思います。
太陽光発電はこれからの電気だと思わないで、今必要なのだという認識を多くの人が持てば、これからの一層の普及が期待できそうです。