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夏は日照時間が長いので発電量が多くなるのは理解しているのですが、暑い、寒いといった気温が高い低いで、発電量が変わりますでしょうか?
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太陽光発電で使用する太陽光パネル(モジュール)の単結晶、多結晶シリコンの太陽電池は、気温が上がると発電効率が下がります。
太陽電池の種類によりますが、平均気温が1度上がるごとに0.4%~0.5%効率は下がるとされています。
このため、真夏の発電効率は12ヶ月中で一番低くなります。
しかし、日照時間と日射量が多いのでトータルの発電量は増えます。
逆にアルファモス電池は気温の影響を受けることが少ないので、夏場のコンスタントな発電量を確保できます。
このような太陽電池には、アモルファス電池のほかに、化合物系の、いわゆるCIS電池があり、CIS電池は高温に強いとされています。
ただし、シリコン系と比べるともともとの発電効率が低いので、トータルで考えると、やはり発電効率の点では単結晶のシリコン電池が一番だと言われます。
ですから、メガソーラーやミニソーラーでは、多くの枚数の太陽光パネルは、シリコン系とCIS系をバランスよくミックスするのが通例です。
住宅用の太陽光発電の場合はこのようなことはしませんが、シリコン系とCIS系の両方を設置したいと言う希望が無いわけではありません。
しかし、10kW未満の場合はそこまでは実際にするようなことはあまり無いようです。


























