ついに太陽光発電を導入しました。
4.3kWの太陽光なんですが、3.5kWしか発電してくれませんでした。
天気もよく、まだ導入してから1週間も経過していません。
今後が心配なのですが、こんなものなのでしょうか？
太陽光発電システムのスペックは、メーカーが公表している公称最大出力です。
その数字が間違っているわけではありませんが、ここで留意したいのは、最大出力を記録した時の条件で、この条件が全国どこでも同じと言うことはないということです。
太陽光発電は太陽光パネルが設置される方角や傾斜度、さらには日射量などで変化します。
したがって、ここでの4.3kWと言う数字は理論値と考えてください。
もしかするとそれ以上の発電をすることがあるかも知れませんが、通常では公称最大出力の70～80％が実際の発電量というのが相場だと考えられています。
ですから、3.5kWという数値は十分に発電していると考えられます。
また、別の時点では4.3kWに近い発電量が期待できるかも知れませんし、逆に薄曇りの日には3kWを下回るかも知れません。
太陽光発電で大切なのは、年間を通した平均値です。
例をあげますと、5kWの太陽光発電システムで仮に80％の出力があれば、4kWになります。
ここでの最高で3.5 kWというのが、どのようなシステムでの数値か分かりませんが、4kWのシステムでの数値であれば、十分に満足ができる最大出力に近いと言えるでしょう。
