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太陽光発電を導入するにあたり、発電量と、発電効率のどちらを意識すればいいでしょうか?
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発電量の方が重要です。
設置面積が限られている住宅では発電効率の良いパネルほどより多くの発電量が得られますが、同等のパネルでもパワーコンディショナーが 異なれば、より性能の高いコンディショナーがあるシステムの方が、より多い発電量を得ることになります。
特に産業用太陽光発電では発電量の重要性はさらに増し、同じ10kWシステムでも設置面積に余裕があればコストの高い変換効率20%のパネル50枚よりも、コストの低い10%のパネル100枚の方が価値が高いと言えるでしょう。
また、何より瞬間的な出力であるkWの数字よりも実際の発電量であるkWhの確保、つまり実際に期待した電力が得られているかという点が、太陽光発電では最も重要な点になります。
なお実際の発電量は、実発電力とも言い、発電効率よりも、天候等に左右される太陽光発電の実際の発電量が重要になります。
つまり、いくら発電効率が高くても、実際にその効率通りには行かないのが通例です。
そこで、発電効率よりも発電量のほうが重要になるので、先に述べた変換効率が20%の太陽光パネルを50枚使用するよりも、発電効率が10%のパネル100枚のほうが実用的だと言えるのです。


























