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積雪地域では発電量が少なくなるのですか?
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基本的なことですが、太陽光パネル(太陽電池モジュール)の表面に雪が積もると、太陽光が遮断されるため発電しなくなります。
しかし、冬場でも晴天日の多い地域では太陽光パネルに積もった雪が解けて落ちるので、通常通り発電します。
ですから、積雪地帯での発電量が多いか少ないかは、積雪の状態次第ということになります。
また、雪が降っている日は晴天になりにくく、曇天になっていることで日照量が減るとその分発電量は少なくなります。
以上の説明は当たり前のことで、太陽光パネルに射し込む太陽光が強ければ太陽電池からの発電量は増加し、太陽光が弱くなれば発電量は低下します。
また、太陽光パネルの上に積もる積雪の量も大いに関係があり、薄く積もっている状態と、数センチ以上も積もった場合では、事情が異なります。
薄く積もっている場合は、太陽光は比較的太陽光パネルの表面を通過しますから、発電量は増加しますが、どっしりと積もってしまうと、太陽光は太陽光パネルの表面まで達することができなくなり、当然発電量はゼロに等しくなってしまいます。
このようなことから、降雪が太陽光パネルに積もった状態で、雪が止んで陽が射すような場合には、除雪をすれば俄然発電量は増加します。


























