施工事業者から、「グリーン電力証書」が届きましたが、これっていったい何?
グリーン電力証明とは、風力、太陽光、バイオマス(生物資源)などの自然エネルギーにより発電された電力の環境付加価値を表す証書です。
太陽光発電システムなどの再生可能エネルギーは化石燃料を燃やして電力を作り出す火力発電のように、地球温暖化の原因のひとつといわれている二酸化炭素を排出することのないクリーンなエネルギーです。
さらに太陽の光を基にして発電をするため、燃料費もかかりません。
住宅用太陽光発電システムは補助金をうまく使っても、導入には100万円~300万円の大きな費用がかかってしまうため、費用がネックとなって導入できない人も多いでしょう。
しかし導入ができなくても再生可能エネルギーの普及に貢献したいといった場合、グリーン電力証明の証書を購入することで貢献できます。
というのもグリーン電力証明の証書の代金は証書発行事業者を通じて再生可能エネルギー発電事業者に助成金として使われているのです。
グリーン電力証書システムでは、太陽光発電システムなどの再生可能エネルギーで作られた円力の環境付加価値を、証書発行事業者がグリーンエネルギー認証センターの認証を得て、「グリーン電力証書」を取引する仕組みになっています。