高額な経費がかかる太陽光発電システムだから、普及しないのでしょうか?
太陽光発電システムは化石燃料を燃やして電力を作り出す火力発電のように二酸化炭素を大量に排出することのないエコで地球にやさしいエネルギーです。
そのため、導入にあたっては地方自治体などで補助金や助成金を出して、普及を後押ししています。
しかしながら、太陽光発電システムが完全に普及するにはいくつかの問題があります。
ひとつは導入費用です。
太陽光発電システムの普及に伴い、太陽光発電パネルの価格が下がるなどして、以前に比べると導入費用は小さくなっていますが、補助金をうまく利用しても導入には100万円以上の費用がかかってしまいます。
そのため誰でも簡単に導入することはできないでしょう。
太陽光発電システムは膨大な研究開発がかかっていることから価格がなかなか下がらないこと、そして太陽光発電パネルの設置にあたって工事が必要になることから、今後も導入費用が急に大きく下がることは難しいと思われます。
太陽光発電システムは、太陽の光を基にして発電するため、天候などによって発電量が影響を受け、安定した電力の供給が難しいことも普及の上で問題といえるでしょう。
しかし太陽光発電システムはエコなエネルギーとしてその将来性に注目がされており、国の補助金制度は終了してしまいましたが、地方自治体などでは地域によって補助金制度を利用することができます。