屋根に穴を開けたくないのですが、それを希望した場合、別料金をとられますか?
住宅用太陽光発電システムの導入にかかる費用は、どのくらいの容量を設置するのか、そして住宅や屋根の状態によります。
設置容量と太陽光発電パネルの枚数は比例しますから、設置容量が多ければそれだけ太陽光発電パネルの枚数が多くなり、費用も大きくなります。
また太陽光発電パネルは国内だけでも複数のメーカーがいろいろな型のものを開発しています。
パネルそれぞれに熱に強い、塩害に強いといった特徴があり、価格も異なるため、どのメーカーのパネルを利用するのかによっても費用は変わってきます。
住宅用太陽発電システムでは、太陽光発電パネルを屋根に設置しますが、屋根の形状によって工法が異なり、工事費用も異なります。
例えばストレート屋根の場合はアンカー工法という工法が取られますが、瓦屋根の場合、アンカー工法だけでなく、屋根に穴を開けたくない場合は、支持瓦工法といった工法で工事を行います。
そして工事の費用についてはアンカー工法より支持瓦工法の方が高くなりますし、パネルの設置にあたって補強工事などが必要になれば、その分、工事費は大きくなります。
また地域によって補助金が利用できるところとできないところもあり、それによっても導入費用は異なりますが、補助金を利用できた場合でも大体100万円~300万円くらいの費用が必要になります。