人里離れた山間部に設置予定ですが、遠方の監視システムの設置は必須でしょうか?
10kW以上の産業用太陽光発電システムを設置する場合、土地が平坦で日当たりがよく、障害物などがない土地が適しています。
農地であればその点で太陽光発電システムを設置するのに適しているといえますが、農地の場合、簡単に太陽光発電システムを設置することができません。
というのも土地には地目といって使用目的が限定されており、農地の場合、そのままでは太陽光発電システムを導入することはできず、太陽光発電システムを導入するには農地転用制度を利用して手続き等が必要になります。
農地転用制度を利用して太陽光発電システムを設置したとき、定期的なメンテナンスが監視サービスによるチェックなどを検討した方がよいでしょう。
太陽光発電パネルは可動部分がないため、故障が少ないといわれており、太陽光発電パネルのメーカーでも長期の保障を行っているところがあります。
しかし太陽光発電パネル以外の機器については故障のリスクがあり、10kW以上の産業用太陽光発電システムの機器の故障は売電収入を大きく左右するため、定期的なメンテナンスや監視サービスの利用は検討した方がよいでしょう。
産業用太陽光発電システムでは年間で設置費用の0.2%程度のメンテナンス費用がかかるといわれています。
遠方の監視が可能かどうかについてはサービスによります。
太陽光発電システムを設置する地域をサポート圏内としている監視サービスまで問い合わせをしてみてください。