産業用太陽光発電システムを海岸沿いの土地に設置したいです。
設置、可能でしょうか?
産業用太陽光発電システムは、発電した電力をすべて電力会社に売ることができるため、大きな収入が得られる場合があります。
しかし、大きな収入を得るためには、大きな発電量を作り出さなくてはなりません。
そのためには太陽光発電パネルを設置する土地の広さと、その土地がパネルの設置に適しているかが問題です。
太陽光発電システムでは、太陽光発電パネルに太陽の光をあてて発電をするため、パネルを設置する場合は、太陽の光が最もあたるように向きや角度を調整する必要があります。
そのため日当たりがよくても、土地が平坦でない場合、パネルの調整が難しくなります。
この場合は土地の整備を検討することになりますが、整備をすればそれだけ導入費用が大きくなります。
また設置場所が海岸から近い場合は塩害被害もあるため、太陽光発電システムのメーカーの方で設置不可のエリアとして定められている可能性があります。
かりに設置が可能であっても海岸沿いに設置する場合は、塩害に強いパネルや機器を利用するなど選択肢が限られている場合があります。
設置不可となっている場所は、太陽光発電システムのメーカーによって指定が異なるところがあります。
導入を検討している土地が太陽光発電システムの設置可能かどうか、太陽光発電システムのメーカーないし、専門の業者に確認してみることをおすすめします。