設置容量が10kW以上の産業用太陽光発電システムの大きなメリットは、作り出した電力をすべて電力会社に売ることができるところです。

そのため、広い土地がある場合は産業用太陽光発電システムを導入して大きな売電収入を得ることを考えることができます。

産業用太陽光発電システムの設置容量と土地の広さは10kWのとき100㎡、50kWのとき、500㎡、100kWのとき1000㎡が目安です。

また、産業用太陽光発電システムの導入費用は、1kWあたり20万円後半から30万円前半が目安になっています。

500坪の土地の場合、500坪＝1652.89平方メールですから、土地すべてに太陽光発電パネルを設置できるとして設置容量は150kWとなります。

そして導入費用は3750万円～5250万円となります。

なお土地に産業用太陽光発電システムを導入する場合は、土地の状態によって導入費用が異なります。

例えば、土地が広くて日当たりがよくても、平坦でない場合は太陽光発電パネルの角度や向きの調整が難しくなるため、土地を平坦にする整備が必要になり、その分、費用がかかります。

太陽光発電システムのメーカーでは、設置容量から発電量をシミュレーションできるコンテンツを用意しているところがあります。

そうしたコンテンツを利用して発電量と売電したときの収入などを確認してみてはいかがでしょうか。