既存・新築住宅のそれぞれに太陽光発電を設置する予定です。
それぞれの補助金を申請できますか?
補助金制度の内容は制度によって異なります。
例えば平成26年3月31日の受付をもって終了した経済産業省の補助で太陽光発電普及拡大センターが行っていた補助金制度では、補助金の総額が予算残額を超過するかどうかが補助金終了の判定基準になっており、補助金の総額が予算残額を超過する場合は、終了予定日である平成26年3月31日以前であっても、補助金の申込みは無効となりました。
補助金制度によっては、太陽光発電パネルの設置日ではなく、設置した太陽光発電システムと電力会社の配線が整い、電力受給開始日が問題となるものなどがあります。
また、補助金制度では建築工事完了から1年以上経過している建物を「既存」、建築工事完了から1年未満の建物を「新築」、建築中、またはこれから建築する住宅を「建築予定」として申請しなくてはならないものもあります。
補助金申請の仕方も工事着工の14日前までに行わなければならなかったり、補助金ごとに申請方法が異なります。
そのため住宅がある地域で利用できる補助金の申請時注意事項などを確認することをおすすめします。
また補助金の申請には、本年度は●●月、●●日までといった提出期限などもあります。
そのため、太陽光発電システムの導入を検討している時点で、まず補助金制度の内容を確認しましょう。