発電の保証は、太陽光発電の販売会社から購入する際に最低でも10年の保証制度があります。

ただし、この種類の保証は公称発電率を保証するものではありませんから、例えば5kWの太陽光発電システムを購入したが、実際にはそこまでの発電量が無かったというようなことを保証するものではありません。

しかし、例えば発電量が異常に少ない場合などには、保証期間内であれば無料で点検・修理・交換などのサービスが受けられます。

例えば出力が5kWhの太陽光発電システムを導入したのに、連日のパワーモニターでチェックするとどうも4.5kWが最高のようだ、などと言う場合には発電保証の対象にはなりません。

つまり4.5kWhであれば、公称発電率の範囲内なのです。

しかし、これが2kWhなどと言う場合には、あきらかに太陽光発電システムのどこかに不具合が生じていると考えられます。

ただし、それが連日雨の日続きで、太陽が顔を出さないというような場合は、太陽光発電システムの不具合ではありません。

つまり、メーカーが公表している最大発電率と比較して、著しく差が開いているような場合（正常な動作環境があるにもかかわらず）に、保証が適用されます。