太陽光発電には災害補償保険があるとききました。
でも、それは設置業者が加入するもので、所有者は加入できないそうです。
どうしてですか?
ご質問の、太陽光発電の自然災害補償は、システムの所有者が直接加入するのではなく、設置業者が加入することになっていると言うのは、認識の相違があります。
お手元には自然災害補償の加入者証があると思います。
そこでは被保険者は誰になっていますか?業者名では無いはずです。
恐らく、これは自然災害補償と業者の工事補償を混同されているものと思われます。
なお、ご質問者が述べられている自然災害補償とは何かですが、これは自然災害に起因する火災や落雷などの災害補償のことです。
ちなみにこの種の補償は有料と無料があり、これは提携している保険会社の規定にしたがうようになります。
また保証期間は10年と言うのが通例のようです。
保証の継続もメーカーが決めるのではなく保険会社次第ということになるでしょう。
これはひとつの考え方ですが、太陽光発電の自然災害補償は、無料であれば問題はありませんが、有料の場合は加入しなくても構わないのではないでしょうか。
その理由は自然災害で太陽光発電システムが著しい被害を受けるということはまず例がないからです。
落雷による太陽光発電システムの損傷は滅多に起るものではありませんし、猛烈な台風で屋根の上の太陽光パネルが吹き飛ばされるなら、その屋根も吹き飛ぶでしょう。
つまり不可抗力的なことは滅多に置きませんから、保険料のかけ捨てになると思います。